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古代中国から伝わるアンチエイジングフード

2012年09月30日
平安時代の薬学者、竹田千継が感銘を受けたという古代中国の薬学書「神農本草経」
これが、なかなかすごい書物なのです。


神農本草経(しんのうほんぞうきょう)とは中国最古の薬物学の書物。
100〜200年頃に編纂されたといわれていますが、正確な年代や編者は不明です。

「神農」というのは、古代中国の神話時代の神様で医療と農業を司っています。
神農の体は、脳と両手両足以外がすべて透明で内臓が透けて見えており、草をなめて毒があれば内臓が黒く変化するので、これで毒の濃度や体のどこに作用するのかを調べたといいます。
何度も毒に当たっては薬草の力で蘇りましたが、最終的にはあまりに多くの毒を摂取しすぎて亡くなったとか。

神様、体張ってますね…。


神農本草経は神農が書いた書物ではないのですが、古代中国に伝わる365種類の薬物の知識がまとめられ、【上品】【中品】【下品】の3つに分類されています。

【上品】
養命薬(生命を養う目的)
無毒で長期服用可。
身体を軽く元気にし、不老長寿の作用がある。

菖蒲、朝鮮人参、甘草、ウド、山芋、霊芝、クコ、ゴマ
ヨモギ、ヒマワリの種、カボチャの種・・・等、120種


【中品】 
養性薬(体力を養う目的)
病気を予防し虚弱体質を改善する。
使い方次第で毒にもなるので注意が必要。

乾燥した生姜、葛根、麻黄、海藻、ハチノス、蟹
セミ、ナメクジ、テントウ虫・・・等、120種


【下品】 
治病薬(治療目的)
病気を治す為に用いる。
毒が含まれるので長期服用不可。

トリカブト、大黄、桔梗、ムササビ、ヒキガエル、ミミズ
ナメクジ、ヒル、ホタル・・・等、125種



【上品】【中品】には、現在、漢方薬として使われている薬草も多く、古代中国でここまで研究が進んでいた事にびっくりです。


神農本草経の中でクコは「長くの飲めば老いる事はない」とされています。
つまりは長寿の薬、アンチエイジングフードというわけですね。
【上品】120種の中でも、このように書かれている薬物はそんなに多くありません。
さらに、手軽に摂取できるものとなると、かなり少なくなります。

その数少ないアンチエイジングフードがこちら。


クコ   霊芝  ハスの根茎(レンコン)  黒ゴマ  カボチャの種


結構、意外な食物も入ってます。
クコや霊芝、黒ゴマあたりは分かりますが、レンコンやカボチャの種も評価が高いんですね。
しかも、どちらも簡単に手に入るのが嬉しい。

竹田千継のようにクコ風呂に入るとはいかないけれど、意識してみてもいいかもしれません。


ー東洋医学