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サイモントン療法

2012年02月02日
勉強会の第二部は、サイモントン療法認定トレーナーの川畑伸子先生による「がん患者と家族のメンタルケア~サイモントン療法の現場から~」でした。

サイモントン療法とは、アメリカの放射線腫瘍医・心理社会腫瘍医であるO・カール・サイモントン博士によって体系づけられた、がん患者とその家族の為の心理療法です。

自然療法やホリステックケアでは、人間の体をつねに肉体・精神・魂が融合されたものとして捉えます。
病気の症状のみに焦点をあててケアするのではなく、病気になった様々な原因、肉体や精神、魂を含めた全人的なアプローチをしていきます。

サイモントン療法の考え方もまったく同じです。

サイモント療法では、病巣のみならず患者の個性、家族背景、地域社会、文化的背景などの包括的にみていきます。
健康の核となるのは調和、すなわち身体面、精神面、社会面、霊性面のバランスを取り戻す、または保つことで、これらのバランスを取ることが、自分自身のみならず、周囲にも、世の中にも、そして宇宙にも調和をもたらすと考えられています。
そして、本来人間に備わっている、自らのバランスをとり健康に導く能力を強化すると同時に、QOR(クオリティー・オブ・ライフ)を高めることを目的としています。

具体的には、がんは「自分の本性へ戻るためのメッセージ」をモットーに、患者さんとその家族が、心に平安、幸福感をもって健全な方向に歩めるように、グループや個人でのカウンセリングが行われます。

カウンセリングには、以下のものがあるそうです。

イメージ療法
喜び、生きがいのワーク
ビリーフワーク
イメージの絵
ストレスパターンと病気の二次的恩恵
希望、信頼、内なる叡智、スピリチュアリティー
死生観
患者のサポートとコミュニケーション
二年間の健康プラン


サイモントン博士は、病気の原因は自分でない人間になろうとして努力することだ、と言っています。
人生の目的は喜びを体験することで、喜びは人間の最も根本的、かつ純粋な欲求である。
幸福感、喜び、充足感などがある状態が、自分がもっとも自分らしい時であり、そのために、自分に喜びをもたらすものが何なのかを明確にするべきである、と。


サイモントン療法の話を聞いて、世界には様々なセラピー、ヒーリングメソッドやスピリチュアルワークがあるけれど、アプローチの方法が違うだけで最終的には同じことを目指しているのだな、と改めて感じました。

大切なのは、本来の自分自身になること。

そして、癒しがおこるのは、本当の自分を受け入れた時なのです。


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