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Kissin Piano Recltal

2009年04月28日
日曜日に、キーシンのピアノリサイタルに行ってきました。

キーシンはロシア出身のピアニスト。
若干10歳でデビューを果たし、神童と謳われた天才です。
普通、神童と言われる人は、大人になると落ち目になったりするのですが、 キーシンは才能をさらに磨き続けている稀な人。
ボンバッたヘアスタイルをゆさゆさ前後に揺らしながら、 鬼気迫る超絶技巧テクニックから、内面にまで染みわたるような繊細な曲目まで自由自在に弾きこなします。

私は、4歳から9歳まで6年間ピアノを習っていたのですが、残念ながらまったく物にならず、今はもっぱら聞く専門です。


ピアニストの中では、キーシンが一番好きです。
キーシンのデビューアルバムは、まさに衝撃的でした。

キーシンのピアノを聴いていると、風景が見てくるのです。

私は不勉強なのであらかじめ曲目の勉強とかは全然しないのですが、プログラムの簡単な説明と見えてくる風景で曲の背景がなんとなく分かります。
これは、キーシンがその曲の本質(作曲者の意図や時代背景など)を、しっかりと表現しているからなのかな。

でも、私が好きなのは、ピアノの上手さだけではなく、キーシンの人柄。
動作は優雅なんだけどおちゃめな雰囲気もあり、いつも左手をピアノについて斜めにお辞儀するのが可愛い。

アンコールもしっかり弾いてくれます。
2年前のアメリカ公演では、9時半頃にコンサートが終わったのに、その後、熱狂的な観客のアンコールに応えて、11時50分まで全12曲弾き続けた事があるそうです。

それアンコールじゃないよ〜!

この前も、日本公演最終日だったからなのか、なんとアンコールが10曲!
最後は、ほぼ全員のスタンディングオべーション!
こんなソロコンサート、見たことない(涙)

しかも面白いのが、公演の最初の方は落ち着いているヘアスタイルが、演奏しているうちに、だんだん髪が膨張してボンバッてくる事。

アンコールの時は、出てくる時と袖に戻る時が、まるで別人のような髪になっていました。
きっと、舞台の裏で、水で髪を撫で付けているのが、演奏しているうちに乾燥して広がってくるのでしょう。
アンコールに出てくるたび、この繰り返し。
ヘアクリーム使いなよ!と言いたくなってしまいます。
こんなところも魅力の一つ。


最近、スケジュールがぎっしり詰まって、精神的にキリキリしていたので、久しぶりにクラッシックでも聞いて心にゆとりを取り戻そう、 と思って取ったチケットでしたが、大正解でした。

さすが、キーシンにはずれはない!

最後は手がじんじんするまで拍手していました。
とっても充実した時間でした。


やっぱり芸術に触れるのは大切ですね。
学生時代は授業の課題もあって、 毎月、演劇やら展覧会やらコンサートやらに足をはこんでいたのですが、 最近はそんな機会めっきり減っていました。

これからは、もう少し積極的に、心に豊かさを取り戻すような時間を作ろうと思います。


-日々の出来事