FC2ブログ
01月≪ 1234567891011121314151617181920212223242526272829≫03月

植物との交流

2012年02月19日

植物の神秘生活植物の神秘生活
(1987/05)
ピーター・トムプキンズ、クリストファー・バード 他

商品詳細を見る



以前にも紹介した事のある、この本。

植物の神秘的生活

2008年の記事です。

最初に本を手に取ったのが19年前。
最近、読み返したのが4年前。
そして、それから4年間で、この本に書かれている内容がより現実的に理解出来るようになり、再び本を開いています。

植物って、本当に色々な事を教えてくれるんです。



本に出てくる、ジョージ・ワシントン・カーヴァーの話

彼は黒人奴隷の子として生まれ、奴隷解放後も周囲の偏見と差別に耐えながら植物学を学び、当時、豚の餌としてしか使い道がないと思われていたピーナッツや、誰も知らなかったサツマイモを何百という製品に変えました。
ピーナッツからは、チーズや豆乳、化粧品やプラスチックなど約300製品が、サツマイモからは、ゴムやインクや粉や酢など約120製品が、カーヴァーによって生み出されました。


頼めば植物はその隠された秘密をあかすことができるということを正常で自然なことだと認めたのが、南北戦争の直前に生まれた一人の驚くべき天才、ジョージ・ワシントン・カーヴァーという農芸化学者であった。
彼は奴隷の子というハンディキャップを克服して、生前「黒いレオナルド」として報道された人物である。

独りで田舎を歩きまわれるようになった時期から、幼いカーヴァーはあらゆる植物について超人的知識を示し始めた。
地元の農民たちは、弱々しそうなこの子が、何時間も彼らの保有地の中をうろつき回っては植物を調べたり、ある種類の植物を持ち帰り、それで動物たちの病気を奇跡的に治すことができたことを覚えていた。

田舎じゅうから農夫のかみさんたちがやってきて、病気になった室内用鉢植えの草花を持ち込んでは、花が咲くようにして欲しいと頼むのだった。
カーヴァーは、独自のやり方でそれらをやさしく世話をした。
草花を持主に返しに行くと、誰もがどうしてこんな奇跡ができるのか尋ねるのだったが、そのたびにカーヴァーは静かにこう言うだけだった。

「お花はみんなぼくに話しかけてくれるの。
森の小さな生き物も大勢そうしてくれるよ。
みんな何でも、じっと見て好きになると、ぼくわかっちゃうの」

______________________________________


いろいろな植物製品をもたらす彼の魔法の源泉は説明のしようもなく、化学者たちにも一般大衆にもまったく謎のままだった。
訪問者たちが秘密を明かして欲しいとせがむと、まったく単純な、多くの者にとっては意味のない答えが返ってきた。

「秘密は植物のうちにあるのです。
秘密を聞き出そうとするなら、植物たちを十分に愛さなくてはだめです」

「けれど、なぜ先生のような力をもった人がほとんどいないのですか。
先生以外に誰かこうしたことができますか?」

「誰にでもできます。ただし、信じている場合に限りますが」

とカーヴァーは言った。
テーブルの上の大きな聖書を軽くたたきながら、彼はこう付け加えた。

「秘密はすべてここにあります。神の約束の上に。これらの約束はリアルです。
このテーブルの存在を、唯物論者は完全に信じていますが、神の約束はこのテーブルと同じようにリアルです、いや、このテーブルよりもはるかに強固で実体的なのです」

と。

______________________________________


カーヴァーが死ぬ少し前、実験室を訪れたある人は、カーヴァーがその敏感な長い指を作業台の上の小さな花の方に伸ばすのを見た。

「私がその花に触れるとき、私は無限に触れているのです。
その花は人間が地球上に現れるよりもずっと前から存在していたし、この先何百万年も存在し続けるでしょう。
その花を通して私は無限なる者と話をするのです。
無限者(神)は静かな力(サイレントフォース)にほかなりません。
これは物質的・身体的接触ではないし、地震とか風とか火といったものの中にあるわけではありません。不可視的世界のうちにあるのです。それは妖精たちを呼び出すあの静かな小さな声なのです」



物質を超えたよりリアルな世界、それを信じて心を開けば、誰でもその恩恵に触れる事が出来るのかもしれません。

カーヴァーは、植物を通して無限者(すべての源)とつながっていたのですね。


-植物、アロマ
 | HOME |