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精油の品質とその見分け方

2008年02月05日
最近はアロマセラピーが浸透して、雑貨屋さんでも精油を取り扱うお店が増えてきました。

一言で精油と言ってもその品質は様々で、実際には精油とは呼べないような品も少なくないのですが、なかなかその違いが分かりにくいのが辛いところ。
たとえ有名ブランドであっても、オーガニックをうたっていても、品質が伴っていないケースも多々あります。

私が施術で使う際には品質が高いことはもちろん、作り手の心を感じる精油を選んでいる、ということを以前に書きましたが、一般的にいう精油のグレードとはどんなものなのか分けてみました。


【香料グレード】
人工香料、もしくは天然精油に人工化学物質が含有されているもの。
「アロマな香り」と書かれているものはこれ。

【アロマセラピーグレード】
100%天然成分で、一般的なアロマセラピー効果を得られる品質。
日本で販売されているほとんどの精油が該当します。
ただし、精油の採取プロセスによって成分スペクトルが変わり、品質にばらつきがあるので、ディフューザーやルームスプレーなどに使うのがお勧め。

【メディカルグレード】
100%天然成分であり、オーガニック栽培か自然採取、もしくは野生種の植物から抽出されている。
微量成分の含有量が高く医療効果が認められる品質で、ヨーロッパなどのクリニックでは医療目的で使われています。
低温圧縮で抽出されるものが多く、そのためコストがかかるので価格も高額。
日本では一般のお店で販売されることはほとんどありません。
セラピーとして使う場合は、このグレードがお勧めです。


この中で、メーカーによって品質にばらつきが大きいのが「アロマセラピーグレード」
抽出方法や農薬が使われたか(それはどのくらいの量か)、精油の保存方法などで差が出てきます。

例えば、水蒸気蒸留法で抽出した場合、より高い温度でより高圧で行った方が、早くて大量に成分を取り出す事が出来ますが、その分、微量成分や分子の重い成分が抽出されなくなり、精油の効果が最大限生かすことができません。
含有されている微量成分が多い方が皮膚刺激などが抑制されるので、低品質の精油を使うことによって必要のない事故が起こる可能性もあります。

様々な精油を経験してくると、だんだん嗅覚が研ぎ澄まされてきて、違いがはっきりと分かるようになります。



品質を見分けるためのサンプルの試し方。

精油をおへそのあたりからゆっくりと時計回りに回しながら、徐々に顔に近づけていきます。

香りの変化を確認します。

最後に、脳に届くイメージを描きながら、鼻からゆっくりと吸い込みます。

どんな変化が起こるか観察します。


これを何度か繰り返します。
精油に息を吹きかけないように、呼吸するときは横を向きましょう。

この方法で色々なメーカーの精油をテストしていくと、同じ植物でも随分と違いがあることがわかると思います。
大切なのは、いつも同じ姿勢で、同じ時間をかけて試すことです。
自分の感覚を磨く、という意味でもいい訓練になると思います。

お試しあれ。


-植物、アロマ
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